自分の身を不慣れな環境に投じてみる

私は40歳になったとき、それまでの自分を見つめ直してみようと思い、今までやれなかったこと、できなかったこと、得意なこと、苦手なことなどを全部書き出してみたことがあります。実はそのときわかっだのが、私は転職に向かないタイプなのだということでした。何が苦手なのかというと、自分で決断を下すこと。たとえば、「何を食べに行く?」と聞かれても、決まって答えは「うん、何でもいいよ」。ショッピングに出かけても、一人では決められず、一緒に来てもらった人に「これ、どう?似合う?」と聞く始末。しかも、日常の生活パターンを考えてみると、出かけるお店はほとんど同じところばかり。いわゆる前例踏襲型の性格だったのです。

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今でこそ、転職をして、現在のポジションに就いていますが、そもそもの性格から考えると、転職には向いていなかったと言えます。自分が転職に向いているかどうかを判断する際には、こうした日常生活のパターンを見てみるのもよいでしょう。起床時間、出かける場所、通勤電車で乗る車両、通っている美容院などが同じでないと、なんとなく落ち着かないという人は、基本的に私と同じ前例踏襲型の性格。つまり、転職には向かない要素も多少あるということです。もちろん、だからといって転職するなとは言いません。私自身も、そんな性格でありながら転職をして、ここまでやってくることができたのですから。ただ、自分は転職に向いていない性格であるということを知ったうえで転職を決断するのと、何も考えずに転職するのとでは、結果も大きく違ってくるはずです。自分が転職に向いているかどうかを判断するためにも、あえて自分の身を不慣れな環境に投じてみるのも悪くないと思います。

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